大手前大学 通信教育部(通信制大学)の生涯発達心理学

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生涯発達心理学

※下記の科目詳細は2017年度開講科目です。

基本情報

単位数 2単位 授業方法 通信授業

授業内容

 平均寿命が80年を超えるこの現代社会の中で、人間がどのような一生を過ごすのかは大きな関心事といえるでしょう。誕生のときから何を感じ、何を考え、何を選択し、どのような行動をとりながら生きていくのか、その心の変化はいかなるものかを考えていきます。

発達の要因を論じることから始まり、ついで基本的な理論や研究の方法論などについても紹介します。また、各発達段階における生物的、心理的、認知的発達の諸問題についても議論を進めます。

本講義を通じて、人間をライフサイクルの観点から広く捉える視野を養い、人間発達の本質を思考する姿勢を身につけてほしいと思います。その結果、自らの心の成長とアイデンティティの確立を模索し、人生における生きがいを探求し続ける契機をこの講義から更につかんでいただきたいと思います。

科目情報

学習内容 概要

第1回 はじめに

オリエンテーションと生涯発達心理学の概要を理解する

第2回 人はどこまで発達するのか  -生涯発達の考え方-

人生は誕生から死までの継続した流れの中で発達していくものであることを理解する

第3回 赤ちゃんの誕生

赤ちゃんの持つかかわり能力とその発達を理解する

第4回 愛着関係の発達 -かかわりのなかで育つ心-

かかわりの中で育つ愛着が対人関係に与える影響を考える

第5回 自己と情動の発達

自己意識の発達と情動の芽生え、さらには情動調整の発達について学ぶ

第6回 知的発達 -その意味と保育者のかかわり-

幼児期にめざましい発達を遂げる知的能力について、いくつかの理論を紹介しながら、その発達のメカニズムを理解する

第7回 遊びと仲間作りを支える心の発達

就学後の仲間関係や仲間遊びの展開をも視野に入れて、子どもたちの保育にあたる者としての心構えを育てる

第8回 社会性の発達 -思いやる心-

幼児期において社会性の問題がどのようにとらえられているのか把握し、共感性、他者理解、道徳心の芽生えなど、幼児期を中心とした理論や研究を理解できるようになる

第9回 異文化と子どもの発達

多文化化する現代社会において子どもの育ちについて文化間の違いを学び、国際結婚家庭の子育て観について理解すること

第10回 大人への芽生え -思春期の心の発達と問題-

身体的変化と共に心理的変化が出現する思春期の特徴を概観し、この時期に見られる心理的危機とその発生のメカニズムを理解する

第11回 大人になること -自我同一性の獲得-

エリクソンの理論に基づいて、高校生後半から成人期30歳くらいまでの範囲で、自我同一性に関する理論を学ぶ

第12回 キャリア発達とその支援

人生におけるキャリア発達を、職業選択だけにとどまらず、生涯発達的な視点から自らの能力や対人関係なども含め、考えていけるようになること

第13回 親となること

初めて子どもをもつ親の心の動きをいくつかの視点から見て、本当の意味で親になることについて学ぶ

第14回 老いを迎えること

高齢期の肯定的な側面にも着目し、生きがいを持って人生を生きていくこと、人生の意味をその人なりに見出すことの大切さを理解できるようになる

第15回 まとめ

これまでの内容をふまえて、科目のまとめを行う