大手前大学 通信教育部(通信制大学)の文化心理学

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文化心理学

※下記の科目詳細は2015年度開講科目です。

基本情報

単位数 2単位 授業方法 通信授業

授業内容

 文化とは一般に特定の社会の人々によって共有される行動様式ないし生活様式ととらえられます。従来、欧米を中心に研究されてきた個人の認知・感情・動機づけなどの心理過程が、異なる文化で生活する人々では異なっていることが指摘されるようになってきました。一般的にも、個人主義の欧米に対して、集団主義の日本などというように、他者との関係や行動様式が、文化間で異なると言われています。これらのことは科学的に検証可能なのでしょうか。

 本講義では文化と人間の行為、活動、発達との関係についていくつかの理論的立場とその関連領域について理解を深めることをめざします。各章の論説の背後に共通した文化心理学的観点があることに気づいていただきたいと思います。

科目情報

学習内容 概要

第1回 文化心理学の起源と源流

文化心理学の起源と源流について理解する。

第2回 社会心理学アプローチ

文化心理学と比較心理学のアプローチの違い、集団主義−個人主義の問題について理解を深める。

第3回 文化認知論

主にブルーナーの理論から認知発達の文化的問題を理解する。

第4回 生物学的側面と文化的側面の統合

主にトマセロの理論からヒトの生物学的側面と文化との関連について理解する。

第5回 ヴィゴツキー理論

ヴィゴツキーの理論ついて理解する。

第6回 社会文化的アプローチ

ワーチの理論の概要を理解する。

第7回 社会歴史的発達論

社会的実践のなかでの発達について理解する。

第8回 活動理論

活動理論と呼ばれる理論的立場について理解する。

第9回 状況論

状況論と呼ばれる理論的立場について理解する。

第10回 認知科学と文化心理学

文化心理学と共通する認知科学的視点について理解する。

第11回 心の社会理論

相互行為分析について理解する。

第12回 日本語教育における「文化」解釈

日本語教育における「文化」という問題について考える。