大手前大学 通信教育部(通信制大学)の福祉住環境論

教養が深まるオンライン大学。 大手前大学 通信教育部

  • 入学説明会
  • 資料請求

福祉住環境論

※下記の科目詳細は2017年度開講科目です。

基本情報

単位数 4単位 授業方法 通信授業

授業内容

 超高齢社会を迎えるわが国にとって、高齢者問題は、大きな社会問題になっており、高齢者や障がい者が住みやすい住環境整備、住空間を提供することが求められています。また、安心して住めるまちづくりを提案していくことも重要と考えられます。

 この講義では、高齢者、障がい者の疾患の特徴をよく理解した上で、どのように住まいを改善すれば、本人自身が望む、住環境が提供できるのかを考えていくとともに、そのために建物の基礎的な知識から法律や様々な制度、福祉用具に関する知識を身につけ、建物をより、安全で快適なものに改修していくために必要な知識や、技術を幅広く学んでいくことを目的とします。

科目情報

学習内容 概要

第1回 高齢者を取り巻く社会状況⑴

世界でも類をみない本格的な高齢社会を日本は迎えている。また、出生率低下による少子化は、ライフスタイルや家族形態など色々な面で影響を及ぼすことが考えられます。ここでは、少子高齢社会において、高齢者人口および世帯構成を把握し、さらに今後の住環境整備の重要性・必要性について説明できるようになることが目標である。

第2回 高齢者を取り巻く社会状況⑵

ここでは、介護保険制度の概要・基本的なしくみや改正後の内容や、さらには高齢者向けの住宅施策の変遷と概要について理解し、説明できるようになることが目標である。

第3回 障害者を取り巻く社会状況と住環境

ここでは、障害者が自立した社会生活を営むうえで、必要な地域支援事業や、これまで我が国が取り組んできた障害者に関連する福祉制度や住環境整備に関する知識を身に着け、さらに高齢者や障害者を支援する福祉住環境コーディネーターの役割とその必要性について説明できる
ようになることが目標である。

第4回 障害のリハビリテーションと自立支援

障害者に関する様々な制度や支援を理解した上で、障害のとらえ方を理解し、障害者の自立支援の手法および、障害者の身体的機能や生活環境に対応したリハビリテーション支援について提案できるようになることが目標である。

第5回 心身の特性と在宅介護での自立支援のあり方

高齢者の心身の特性や、かかりやすい疾患及び、障害者の身体的・心理的特性を把握し、それを住環境整備にどのように役立てるか、また、今後の高齢者、障害者の在宅介護において理解すべき視点と住環境整備の重要性について説明できるようになることが目標である。

第6回 高齢者に多い疾患別にみた福祉住環境整備⑴

ここでは、高齢者がかかりやすい、脳血管障害、廃用症候群、骨折、認知症をとりあげ、疾患や特徴だけでなく、疾患によってもたらされる日常生活の不自由さについて把握し、具体的な福祉住環境整備の提案ができるようになることが目標である。

第7回 高齢者に多い疾患別にみた福祉住環境整備⑵

高齢者がかかりやすい関節リウマチ・パーキンソン病・糖尿病・心筋梗塞をとりあげ、特徴だけでなく、疾患によってもたらされる日常生活の不自由さについて把握し、具体的な福祉住環境整備の提案ができるようになることが目標である。

第8回 障害別に見た福祉住環境整備⑴

肢体不自由者・内部障害者が残存する機能を生かし、自立した日常生活がおくれるように、必要な知識をみにつけ、その特性に応じた福祉住環境整備の提案ができるようになることが目標である。

第9回 障害別に見た福祉住環境整備⑵

視覚障害者、聴覚・言語障害者、認知・行動障害者が残存する機能を生かし、自立した日常生活がおくれるように、必要な知識をみにつけ、その特性に応じた福祉住環境整備の提案ができるようになることが目標である。

第10回 相談援助の考え方と福祉住環境整備の進め方

ここでは、福祉住環境整備を進めるうえで、対象となる高齢者、障害者との接し方が非常に重要であることを理解し、相談援助において必要となる姿勢や配慮しなければならない項目、ケアマネジメントの観点について学び、実践に役立てることができるようになることが目標であ
る。

第11回 福祉住環境整備の共通基本技術

建物の構造や、介助スペースの確保といった住環境整備に必要な基本技術は非常に重要である。ここでは、段差の解消・建具、照明、非常時の対応等の基本的な考え方と具体的な対応方法が提案できるようになることが目標である。

第12回 生活行為別福祉住環境整備の手法⑴

建物の構造や、介助スペースの確保といった住環境整備に必要な基本技術は非常に重要である。ここでは、外出・屋内移動・排泄における住環境整備の対応等の基本的な考え方と具体的な対応方法が提案できるようになることが目標である。

第13回 生活行為別福祉住環境整備の手法⑵

建物の構造や、介助スペースの確保といった住環境整備に必要な基本技術は非常に重要である。ここでは、入浴・更衣・洗面・整容・調理・就寝等における住環境整備の対応等の基本的な考え方と具体的な対応方法が提案できるようになることが目標である。

第14回 バリアフリーとユニバーサルデザイン

バリアフリーおよびユニバーサルデザインについて、その誕生の背景と、法的な内容を理解し、さらに法的な内容を理解した上で、高齢者、障害者の住環境整備にどのように役立てることができるのか説明できるようになることが目標である。

第15回 福祉用具の意味と適用および、生活行為別にみた福祉用具の活用

福祉用具の定義を理解し、その活用にあたり、使用者の身体状況や住環境を考慮した上で、適切な福祉用具を提案できるようになることが目標である。