大手前大学 通信教育部(通信制大学)の認知心理学

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認知心理学

※下記の科目詳細は2017年度開講科目です。

基本情報

単位数 2単位 授業方法 通信授業

授業内容

本科目では、こころの働きを情報処理のプロセスとして捉える認知心理学について、知覚、注意、記憶、学習、思考、言語、ヒューマンエラー、社会的認知といった枠組みからその全体像を把握し、認知心理学的な研究手法について学ぶ。

科目情報

学習内容 概要

第1回 認知心理学概論

数ある心理学の中でも、認知心理学というのはどのような心理学なのかについて説明する。特に、心理学において認知とはどのようなものを示すのか、その歴史的背景も含めて紹介する。

第2回 認知心理学の方法論と心理統計

認知心理学の研究がどのような手法を用いて行われているのか、心理統計と合わせて紹介する。

第3回 感覚・知覚1

認知心理学における基本的な概念である、感覚・知覚・認知について再確認する。その後、人間にとって最も重要な感覚である視覚を群化の法則や図地分離、錯覚(錯視)の観点から紹介する。

第4回 感覚・知覚2

感覚に関する閾値測定などの心理学の研究手法について説明する。また、複数の感覚に関する知見や時間知覚に関する研究についても紹介する。

第5回 注意1

覚醒度、選択、制御といった注意の機能を概説した後、さまざまな注意の分類について紹介する。その後、選択的注意についての研究を紹介する。また、注意の視覚や聴覚に関する研究、注意の見落としについて紹介する。

第6回 注意2

注意の中でも分離的注意について扱った研究を説明する。ここでは、注意資源の考え方や、注意の自動化について紹介する。

第7回 学習1

古典的条件付けや、オペンラント条件、連合学習といった基本的な学習理論を再確認した後、認知心理学との関係を紹介する。学習心理学の分野で行われている研究手法や知見について紹介を行う。

第8回 学習2

認知心理学で扱われてきた、知識や技能を身に着けていくプロセスについて概説する。ここでは、熟達化や並列分散処理、認知地図、メタ認知についての研究や知見を紹介する。

第9回 記憶1

記憶の構造や分類や理論を再確認した後、感覚記憶の特性を扱った研究や短期記憶の保持時間について、ワーキングメモリの理論とその研究といったに関する研究や知見を紹介する。

第10回 記憶2

主に長期記憶に関して説明を行う。長期記憶の中でも、意味記憶やエピソード記憶や潜在記憶に関する知見や研究を紹介し、最後に目撃証言といった現実場面を想定した研究についても紹介する。

第11回 思考

問題解決と推論についての再確認を行う。その後、ヒューリスティックスやバイアス、意思決定に関する研究を紹介する。

第12回 言語

言語と概念の関係を再確認する。その後に、語彙プライミングの影響や、文章の理解、会話の理解といった研究について紹介する。

第13回 社会的認知

社会的認知は、認知心理学の方法論や理論的な枠組みを取り込んだ社会心理学の研究である。ここでは、対人認知、認知的不協和、観察学習、帰属理論に関する研究や知見を紹介する。

第14回 ヒューマンエラー

ヒューマンエラーの原因は様々な種類に分類されている。認知心理学の観点から実際に起きたヒューマンエラーによる事故について取り上げ、どのような対策をすればよいのかを考察する。

第15回 まとめ

認知心理学に関する研究が実生活とどのように関連することができるのか、これまで扱った題材を基に考える。