大手前大学 通信教育部(通信制大学)の人事・労務管理

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人事・労務管理

※下記の科目詳細は2017年度開講科目です。

基本情報

単位数 2単位 授業方法 通信授業

授業内容

 自らが働く組織で実施されている人事・労務管理の特徴を具体的に理解することを目標とします。人事・労務管理に関する公的な統計データを読みとり、勤務先で実施されている人事・労務管理施策の特徴を理解することによって、勤務先の人事管理施策について自分なりの意見を述べることができるようになることが目標です。

科目情報

学習内容 概要

人的資源管理論とは

人的資源管理(人事・労務管理)にどのような課題があり、どのような方法で学べばよいのかのイメージを作る。これから学ぶ内容を大まかに理解することがポイント。

人的資源管理のさまざまな概念

企業で日常的に実施されている人事・労務管理の施策の目的や領域を大まかに理解するとともに、その目的や機能を理解する。人事・労務管理は実務の世界で発展する。その全体像をとらえることがポイントである。

人的資源管理と労働市場

外部労働市場と企業内労働市場、準企業内労働市場をを概念的に区別し、そのおのおのにおいて賃金がどのように決まるのかを理解する。人的資本理論や定年制の経済分析など重要な理論をこの章で学習する。外部労働市場と企業内労働市場では賃金の決まり方が全く異なることを理解することがポイントである。

人的資源管理の歴史的発達

アメリカと日本における人事・労務管理の発達を歴史的に振り返り、現在の日本企業の人事・労務管理の特徴を理解する。過去の歴史を知ることによって、現在行われている人事施策の意味合いを理解することができる。

人的資源管理の組織と制度

企業の人事労務管理の骨格をなす、人事部門と各部門との関係のあり方や従業員の等級制度について理解を深める。各部門の管理者が行う人事・労務機能と人事部門が行う人事機能がどのように分担されるのかによって、企業の人事部門のあり方が異なってくる。

初期キャリア管理

採用から入社3 年目くらいまでの人事・労務管理施策を理解する。すなわち、募集、選考、内定、初任配属などの施策であるこれらの施策を通じて、企業は従業員の適正な配置に近づけていくわけである。適性をどのように見いだすのかを理解してほしい。

異動・昇進管理

企業内のポストに欠員が生じたときの充足方法として異動・昇進がある。一方では、異動を通じて適性配置を実現し、他方では、昇進を通じて選抜が行われる。異動・昇進のあり方は、企業の人事施策の特徴を表す。

定年制と雇用調整

キャリアの後期に実施される人事・労務施策として、従業員の退職の管理がある。定年制、早期退職優遇制度、出向・転籍などの施策である。これらの意味を理解することがこの章のポイントである。

賃金・労働時間

従業員にとって2 大労働条件となる、賃金と労働時間について考える。賃金にはどのような形態があり、おのおのがどんな考え方で決定されるのか、また、労働時間を管理する方法にどのようなのがあるのか、労働時間と生産性が相関しない場合に、労働時間をどのように取り扱うのかなどの考え方を理解することがポイントである。

人事考課

従業員の働きぶりを評価する人事考課について、何を評価するのか、どんな手続きで評価するのか、結果をどう活用するのかといった観点から学習する。評価者の評価を客観的な評価に近づけるためにどんな工夫が行われているのかを理解することがポイントである。

人的資源管理の国際比較

人事施策のあり方を国別に比較する場合の注意点と、緻密な比較が行われたときの研究結果を学ぶ。研究結果と同時に、国別に比較するときの注意点を学ぶことがポイントである。

国際人的資源管理

経済活動のグローバル化が進むなかで、海外派遣要員となったり、外国の人々とともに働くことも増えてきている。このため、人事・労務管理についても国を超えた考え方が必要となってきている。海外派遣要員の人事管理、現地従業員の本社への登用、経営の現地化などの動きを理解することが重要である。

これからの人的資源管理

最近生じてきている人事労務管理に関する課題を学ぶ。
人事・労務管理分野での新しい課題である。学習者の問題意識にふれあう内容も多いはずである。知識を学ぶだけではなく、今後どのような具体策を考えればよいかを考えてほしい。