大手前大学 通信教育部(通信制大学)の認知行動療法

認知行動療法

※下記の科目詳細は2018年度開講科目です。

基本情報

単位数 1単位 授業方法 スクーリング

授業内容

 本科目の学習目標は、認知行動療法の実践的な事例や手法を修得し、日々の臨床現場で修得した内容を活かせるようになる。認知行動療法の基本的な理論や背景、意義、そして限界を理解し、実際の臨床現場や日常生活を想定したときに、その知識を適切に活用できるようになる。自身の行動や認知の傾向はどのようなものなのか分析できるようになる。また、それを踏まえて、臨床においてどのように作用しているのか説明できるようになることを目標とする。

科目情報

学習内容 概要

第1回 認知行動療法と心理療法

本講座のガイダンスを行うことで、認知行動療法の概要を知る。臨床的な適応範囲や先進的な研究などについて触れ、認知行動療法の意義と限界について知る。

第2回 認知行動療法の位置づけ①

認知行動療法理論の基礎をなす、学習理論やそれらを基にした行動分析を学ぶ。日常生活に置き換えて行動を見る視点の重要性について押さえる。実際に行動を見るためのワークも行う。

第3回 認知行動療法の位置づけ②

認知行動療法の代名詞的な理論となった、認知療法の基礎理論であるABC 理論について学び、その理論を基にして構成されている認知再構成という技法について触れる。

第4回 認知行動療法の位置づけ③

認知行動療法と他の心理療法について、比較をし、認知行動療法の意義と限界を知る。認知行動療法を生かすための基本的なカウンセリングマインドを知り、実際に演習も行う。

第5回 認知行動療法の臨床的な適応範囲(精神障害)

うつ病や神経症圏への認知行動療法の実践例を紹介する。それらを通して、精神障害への認知行動療法の展開について学ぶ。実際に事例で用いているワークシートなどを講義でも用いる。

第6回 認知行動療法の臨床的な適応範囲(発達障害)

近年関心が高まっている発達障害への認知行動療法の実践について知る。アセスメントから介入まで、実践するために必要な要素について、事例を通して学ぶ。

第7回 認知行動療法の臨床的な適応範囲(各領域から)

療育現場や教育現場、就労現場で行われている認知行動療法の実践を紹介する。各領域に合わせた実践を知り、現場で認知行動療法を行うために必要な要素について学ぶ。先行研究から情報を得るという視点についても学ぶ。グループ形式でワークも行う。

第8回 認知行動療法の先進的な研究紹介

認知行動療法の第世代と言われる技法について紹介する。また国内ではどのような機関で認知行動療法が実践されているか知り、今後自身で認知行動療法を学ぶ際のリソースを知る。