大手前大学 通信教育部(通信制大学)の対人関係論

対人関係論

※下記の科目詳細は2018年度開講科目です。

基本情報

単位数 2単位 授業方法 通信授業

授業内容

対人関係で生じる様々な心理状態や対人行動について、適切に説明できる。対人関係で予想されるトラブルを理解し、解決法を考えることができる。対人関係における自己のあり方について分析し、自らの行動改善に繋げることができる。自己と他者の双方を尊重した対人コミュニケーションとはどうあるべきかを指摘できるよう学ぶ。

科目情報

学習内容 概要

第1回 自己のなりたち(1)自己意識とその発達

対人関係における自己のあり方を考えるために、自己意識の概念ならびにその発達過程について学ぶ。

第2回 自己のなりたち(2)自己概念と社会的比較

前回に引き続き、対人関係における自己のあり方を考えるために、自己の中核をなす自己概念、社会的比較と自尊心、および自尊心を保つための様々な方略について学ぶ。

第3回 対人認知(1)対人認知とそのプロセス

他者と出会い、関係を築く際に生じる対人認知のメカニズムと、対人認知が態度の決定に至るまでのプロセスについて学ぶ。

第4回 対人認知(2)印象のゆがみ

対人認知のフィールドワークについて紹介し、印象形成の歳に生じやすい様々な認知バイアスについて学ぶ。

第5回 自己呈示と自己開示(1)自己呈示

他者に対して自己の印象を操作する際に用いる様々な自己呈示について、それぞれの型の中でどのような意図や行動が見られるかを学ぶ。

第6回 自己呈示と自己開示(2)自己開示とフィードバック

より深い対人理解において必要不可欠である自己開示とフィードバックについて、その意味と効果を学び、ジョハリの窓の概念を通じて両者の関係を学ぶ。また、実際に作成したジョハリの窓をもとにディスカッションを行う。

第7回 対人好悪(1)相手要因と自己要因

他者に好意や嫌悪感情を抱く要因について考え、その一端である相手要因と自己要因について学ぶ。

第8回 対人好悪(2)相互要因と相互作用要因

前回に引き続き、対人好悪の主な要因の一端である相互要因と相互作用要因について学ぶ。

第9回 援助と攻撃(1)援助行動における心理

対人援助の傍観者効果、援助する心理、援助行動の促進・阻害要因やソーシャルサポートについて学ぶ。

第10回 援助と攻撃(2)攻撃と対立における心理

攻撃の定義と攻撃行動起因の諸理論、および対立的状況で生じるジレンマの心理について学ぶ。

第11回 対人コミュニケーション(1)ポジティブな会話の流れ

対人コミュニケーションの意味とあり方について学び、ポジティブコミュニケーションとネガティブコミュニケーションの流れを学ぶ。

第12回 対人コミュニケーション(2)コミュニケーション・チャネルとその諸相

対人コミュニケーションの媒体となる様々なチャネルについて学んだ上で、その大半を占めるノンバーバルコミュニケーションのうち、アイコンタクト、身体動作、表情、パーソナルスペースの特徴について学ぶ。

第13回 コミュニケーションと対人関係(1)自己表現とアサーション

対人コミュニケーションにおける自己表現の3つのタイプとアサーションの概念について学び、葛藤状態を改善するための自己表現のあり方についてディスカッションを行う。

第14回 コミュニケーションと対人関係(2)傾聴と共感的理解

対人コミュニケーションにおける傾聴の概念と方法について学んだ上で、対人理解のレベルと共感的理解の重要性について学ぶ。

第15回 まとめ―授業のふりかえり

これまでのまとめとして、第1回から第14回までの授業内容をふりかえる。