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認定心理士は意味がない?資格取得のメリットや資格を活かせる仕事を紹介
※2024年10月30日現在の内容です
認定心理士は意味がない?資格取得のメリットや資格を活かせる仕事を紹介
看護職や介護職など、心のケアに関わる人たちはもちろん、営業や人事に携わる人、管理職についている人たちなど、心理学に関連する資格に興味を持つ方は年々増加しています。社会の中で生きていくうえで他者との接触は必ず発生するものですし、心のメカニズムを知れば、人が動かす社会の動向も見えてきます。心理学を学ぶことは、どのような職業・立場の方であっても役立つことでしょう。しかし、ネットなどでは「認定心理士の資格は意味がない」という声も見られます。なぜこのような声が上がるのか、また実際のところはどうなのか、ここでは、認定心理士の資格や取得の方法、資格取得によるメリットなどについて解説していきます。
認定心理士とは?
心理学に関連する資格の一つとして挙げられるのが「認定心理士」です。認定心理士とは日本心理学会が認定する心理学の基礎資格であり、大学で心理学に関する標準的な基礎知識と基礎技術を修得していることを認定するものです。あくまで所定の学問を修めたという証明であり、認定心理士と言う職業は実際には存在していません。では、職業に直接結びつくわけでもないのに、なぜこのような資格が誕生したのでしょうか。
その背景の一つには、大学の学部・学科の名称に「心理学」がついていないために、大学で何を中心に学んできたのかを示しにくいと悩む卒業生の存在があります。そうした人にとって、「認定心理士」は心理学に関する標準的な基礎教育を受けてきたという実績を証明する手段となるのです。大学ではなく、学外の機関によって証明できるということには、一定の意味があると言えるでしょう。また、日本の職場事情が資格の必要性を後押ししているという側面もあります。心理学の知識は幅広い職場で活用できるものであり、基礎的な素養を備えている人材へのニーズは高まりつつあります。実際に、認定心理士資格を持っていることで就職活動が有利になったという事例も、少しずつではありますが増えています。
今後、認定心理士の資格を持つ者が増えていけば、認定心理士に対する評価も改善されていくでしょう。つまり、実社会の現場で心理学の有用性を示す人材が認定心理士なのです。
認定心理士になるには?
認定心理士の資格を取得するためには、四年制大学(通信制大学も可)を卒業して学位を取得していることが条件となります。そのうえで所定の単位(日本心理学会が指定する「基礎科目」12単位以上/「選択科目」16単位以上/総計36単位以上)を修得する必要があります。資格取得要件を満たした人は日本心理学会に申請を行い、書類審査に合格後に認定料を支払うと認定証が送付されます。
※参照:『認定の手続き』(日本心理学会公式ホームページ・https://psych.or.jp/qualification/procedure)
資格取得に掛かる費用はどれくらい?
認定心理士の申請条件は四年制大学の卒業が必須。人によって掛かる費用が異なり、これから大学に通う人の場合であれば、4年間で卒業した場合の学費は、国公立で約250万円、私立で約470万円になります。また、すでに社会人として仕事をされている人の場合は、通信制大学で申請に必要な単位を取得する必要があります。
上記の資格申請条件を満たしている人の場合、掛かる費用は申請料(11,000円)と審査合格後に支払う認定料(33,000円)、合計で44,000円となります。
※参照:『2021年度学生納付金調査結果』(文部科学省公式ホームページ・https://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/kouritsu/detail/20210930-mxt_daigakuc01-1284429_1.pdf)
『私立大学等の令和3年度入学者に係る学生納付金等調査結果について』(文部科学省公式ホームページ・https://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/shinkou/07021403/1412031_00004.htm)
認定心理士資格取得の難易度はどれくらい?
認定心理士の認定制度は1990年度から始まり、2023年度までの資格取得者の累計73,625人となっています。認定心理士は条件を満たしている人であれば誰でも申請することができ、その条件についても、通信制大学を利用すれば働きながらでも満たすことが可能です。審査を経て合格する必要はありますが、合格率は2023年度で約93%(総審査数3,144人中2,925人が「認定可」判定)とかなり高く、試験などもないため、資格取得の難易度はさほど高くないと言えるでしょう。
年度 | 初回審査 | 総審査数 | 認定可 | 取得者 | 取得者累計 |
---|---|---|---|---|---|
1990 | 86 | 86 | 82 | 82 | 82 |
1991 | 222 | 241 | 214 | 207 | 289 |
1992 | 210 | 233 | 192 | 196 | 485 |
1993 | 244 | 267 | 222 | 218 | 703 |
1994 | 314 | 338 | 289 | 283 | 986 |
1995 | 434 | 484 | 415 | 409 | 1,395 |
1996 | 558 | 604 | 521 | 472 | 1,867 |
1997 | 649 | 714 | 604 | 614 | 2,481 |
1998 | 656 | 719 | 620 | 643 | 3,124 |
1999 | 886 | 982 | 873 | 839 | 3,963 |
2000 | 1,090 | 1,141 | 1,040 | 1,032 | 4,995 |
2001 | 1,481 | 1,626 | 1,438 | 1,433 | 6,428 |
2002 | 1,677 | 1,717 | 1,582 | 1,579 | 8,007 |
2003 | 2,119 | 2,179 | 2,027 | 1,987 | 9,994 |
2004 | 2,920 | 2,961 | 2,822 | 2,770 | 12,764 |
2005 | 3,274 | 3,352 | 3,140 | 3,074 | 15,838 |
2006 | 3,800 | 3,864 | 3,679 | 3,609 | 19,447 |
2007 | 3,731 | 3,841 | 3,596 | 3,536 | 22,983 |
2008 | 3,792 | 3,882 | 3,632 | 3,620 | 26,603 |
2009 | 3,565 | 3,692 | 3,382 | 3,401 | 30,004 |
2010 | 3,265 | 3,482 | 3,069 | 3,179 | 33,183 |
2011 | 3,364 | 3,557 | 3,074 | 3,138 | 36,321 |
2012 | 3,776 | 3,946 | 3,718 | 3,689 | 40,010 |
2013 | 3,232 | 3,346 | 3,128 | 3,035 | 43,045 |
2014 | 3,141 | 3,290 | 3,090 | 3,002 | 46,047 |
2015 | 3,420 | 3,546 | 3,369 | 3,212 | 49,259 |
2016 | 3,648 | 3,752 | 3,561 | 3,508 | 52,767 |
2017 | 3,717 | 3,818 | 3,673 | 3,510 | 56,277 |
2018 | 3,825 | 3,899 | 3,801 | 3,620 | 59,897 |
2019 | 3,526 | 3,625 | 3,458 | 3,417 | 63,314 |
2020 | 2,449 | 2,523 | 2,390 | 2,368 | 65,682 |
2021 | 3,027 | 3,138 | 2,950 | 2,754 | 68,436 |
2022 | 2,502 | 2,606 | 2,464 | 2,403 | 70,839 |
2023 | 3,003 | 3,144 | 2,925 | 2,786 | 73,625 |
※参照:『審査数・取得者実績』(日本心理学会公式ホームベージ・https://psych.or.jp/qualification/achievements)
認定心理士資格取得のメリット
認定心理士の資格を取得することで、具体的にどのようなメリットがあるのでしょうか。ここでは、資格取得によって得られるメリットを解説していきます。
就職・転職時に有利
認定心理士資格は、心理学の標準的な基礎知識と基礎技能とを修得している基礎を学んだことを証明するものです。職能資格ではないため、資格を取得したからといって心理専門職に就けるわけではありませんが、他者と接する機会が多い職場などでは重視される可能性が高く、就職・転職時などで役立つ資格と言えるでしょう。
近年では、看護職や介護職、児童放課後教室、生活支援員などの求人で認定心理士資格者を募集しているケースがあります。さまざまな心の病が問題になっている現代社会においては、今後ますます重要視される可能性もあるでしょう。実際、厚生労働省の調査に拠れば心の問題を抱える人は増えており、1996年時点での患者数はおよそ162万人であるのに対し、2017年時点ではおよそ290万人となっています。
※参照:『図表1-2-9 こころの病気の患者数の状況』(厚生労働省公式ホームページ・https://www.mhlw.go.jp/stf/wp/hakusyo/kousei/18/backdata/01-01-02-09.html)
職場で活躍できる
心理学に関する基礎的な素養を身につければ、それまでは無意識で行っていた自身の言動や他人との接し方を、心理学的な視点で見直すことができるようになります。きちんとした知識に基づいてコミュニケーション能力やリーダーシップ能力を磨くことができるため、言動に自信が持てるようになり、職場においても活躍できる可能性が広がります。また、心のメカニズムを学ぶことは、営業職や商品開発・デザイン、マーケティングなどにも応用することができます。看護職や介護職、カウンセラーなどの分野だけではなく、あらゆる現場で活かせる資格といえるでしょう。
新たなキャリアへの道が広がる
認定心理士資格を足掛かりとして、より専門性が高い臨床心理士や公認心理師の資格取得をめざす人も多くいます。その意味では、認定心理士は、心理専門職をめざす人にとっては登竜門とも言うべき重要な資格と言うことができるでしょう。また、他の心理学関連資格と合わせて心理カウンセラーをめざすのも選択肢の一つです。また、保育士や教員などとして働いていた方のなかには、認定心理士資格を取得した後に自治体の児童相談所などに転職される方もいます。認定心理士の資格を取得することで、新たなキャリアに挑戦する道が広がるのです。
認定心理士の仕事
認定心理士資格は心理学に関する基礎的な学問を修めた証明書のようなものであり、実際に認定心理士という職業があるわけではありません。では、認定心理士の資格を活かせる職業にはどのようなものがあるのでしょうか。さまざまな職業を例に、認定心理士資格を活かせるシーンを解説していきます。
看護師
患者さんやご家族と接する機会が多く、そうした方々へのカウンセリングを求められることもある看護師にとって、認定心理士は興味・関心の高い資格となっています。資格を取得することで、より自信をもって患者さんやご家族の精神的ケアに当たることができ、中には病院スタッフへのカウンセリングを任されるなど、仕事の幅が広がったケースもあります。また、再就職時や転職時に認定心理士の資格を持っていることが評価されたという例もあるようです。また、認定心理士の資格を取得することでメンタルケア心理士などへの道も広がります。
介護職
認定心理士の知識とスキルは、介護施設、デイサービス、障害福祉施設などで、利用者の方とのコミュニケーションや心理的ケアにも役立ちます。利用者の方の話し相手となり、心の負担を軽くする支えとなることも介護に携わる方の大切な仕事の一つ。施設によっては、認定心理士の資格手当が支給されることもあります。
保育士・教員
さまざまな子どもたちと関わる機会の多い職場では、教育心理学や児童心理学、発達心理学などの知識を活かすことができます。また、子育てに悩む保護者の方へのアドバイスにも、身につけた専門知識を役立てることができるでしょう。保育や教育の資格・経験と認定心理士の資格を活かして、自治体の子ども・家庭相談員や障がい者相談支援の仕事に転職する例もあり、キャリアチェンジにも役立ちます。また、認定心理士の資格を足掛かりとして、スクールカウンセラーに転職されるケースもあります。ただしスクールカウンセラーは基本的に臨床心理士や公認心理師の資格を持った方が対象となるので、スクールカウンセラーをめざそうと考えている方は、まずいずれかの資格を取得する必要があります。
児童発達支援・放課後デイサービス
発達障害や知的障害など困難を抱える子どもを対象とした児童発達支援・放課後デイサービスの現場では、発達心理学などの心理学に関する知識をもつ人材へのニーズが高く、認定心理士の資格取得者を募集しているケースもあります。未経験者でも応募可能となっている求人も多いため、子どもの発達支援に興味のある方や、心理学の知識を活かして仕事をしたいと考えている方に適した選択肢の一つと言えるでしょう。
一般企業
管理職やグループリーダーなど部下やチームメイトをまとめる立場にある方、人事・労務部門など従業員のサポートをする立場の方、また社員の指導や育成に携わる方など、一般企業であっても認定心理士の知識を必要とする役職は多くあります。実際にそうした役職を任されたことをきっかけに学び始める人も多く、中には資格取得を足掛かりとして、産業カウンセラーの道をめざす人もいるようです。営業担当やマーケティング担当などにも応用が利く、汎用性の高い資格と言えるでしょう。
認定心理士の資格には意味がある
ここまでで見てきたように、認定心理士資格は心理学に関する基礎的な学問を修めた証明書のようなものであり、実際に認定心理士という職業があるわけではありません。また、心理専門職に就くために必須の資格でもないため、資格取得が就職や転職に直接結びつくわけではありません。こうしたことが「認定心理士の資格は役に立たない」という意見につながっているのでしょう。
しかし、心理学の知識は看護・介護の現場や教育の現場をはじめ、一般企業を含めた幅広い現場で役立つ知識であることも事実であり、資格取得が就職・転職に有利に働く例も増えつつあります。また、心の病への関心が高まっている現状では、今後ますます必要とされる知識であることも確かでしょう。さらに認定心理士の資格を取得すれば、心理カウンセラーや臨床心理士や公認心理師などをめざす道も広がります。
キャリアアップをめざすファーストステップとして、認定心理士の資格を取得することは大きな意味があることだと言えるでしょう。
大手前大学 通信教育部で学ぶ心理学
大手前大学 通信教育部では、認定心理士取得に関連する28科目を含む30科目以上の心理学系科目を開講しています。オンライン授業科目は、24時間いつでもどこでも受講が可能で、社会人や主婦の方も、今の仕事や生活を続けながら、必要な専門分野の知識を学び進めることができます。正科生として4年生に編入学した場合、最短1年で大卒資格と認定心理士資格が取得できます。認定心理士資格取得に必要なスクーリングも全国7ヶ所で受講でき、最短6日で修了します。入学後に状況が変わっても年4回学修計画を調整できる柔軟な「クール制」で安心。履修した科目の教員にはオンライン学修システム上で質問ができ、学修アドバイザーによる履修相談などのサポートがあり、学びを続けやすい環境が整っています。
カウンセラーや臨床心理士の道に進みたい方はもちろん、子どもや家族や友人、周りの人の気持ちに寄り添いたい方、部下のコーチングやマネジメントのレベルを上げたい方、会社や組織での人間関係で感じるストレスを改善したい方など、大手前大学 通信教育部で心理学を自分のスタイルで学んでみませんか?
どんなことが学べるの?
大手前大学 通信教育部には、必修科目はありません。現代社会において必要とされる多分野、170の科目から学びたい科目をオーダーメイドで学べます。
心理学系の科目として人気が高いのは、「学習・言語心理学」や「心理学概論」、「感情・人格心理学」などです。
「学習・言語心理学」では、学習心理学・言語心理学の主要な用語について学ぶとともに日常生活に活用できるようにすることをめざします。
「心理学概論」では、心理学についての広範な知識と自分自身や周囲の状況を分析・考察する心理学的視点を身につけることをめざします。
「感情・人格心理学」では、人格の形成過程やその要因、人格の類型や特性、感情の機序や行動に及ぼす影響などを深く掘り下げて学びます。
また、「色彩心理学」や「ひとと動物の心理学」「マーケティング心理学」なども注目の高い科目です。
「色彩心理学」では、色が持つ心理的、デザイン的側面に関する基礎知識を理論的かつ体系的に把握し、ファッションやインテリア、生活環境などの色彩環境の改善策が提案できるようになることをめざします。
「ひとと動物の心理学」では、ひとと家庭動物との関係を心理学的視点から考察していきます。
「マーケティング心理学」では、消費者の価値観・商品(サービス)の感性価値・消費者行動という3つの視点からマーケティングにおける購買行動と消費者心理を考察していきます。
どんなメリットがあるの?
大手前大学は、本格的な心理学分野の通信教育を関西ではじめて設置した大学です。そのため、心理学の基礎から専門分野の各論まで幅広く学べます。また、一般企業において必要なコミュニケーションスキルや、ビジネス・マネジメントスキルなどの仕事に役立つスキルから、人生を豊かにする文化・教養スキルまで、これからの人生に役立つ「マルチスキル」が身につきます。転職を考えている方は、専任スタッフがサポートする「オンラインキャリアカウンセリング」も利用できます。
※正科生のみ。
卒業生・在学生の声
公認心理師のAさんのケース
看護と心理、二つの専門性から働く人の心と身体の健康をサポートしたい
コロナ禍で患者も医療従事者も大きなストレスを抱えるようになり、同僚から相談を受ける機会が増えました。メンタルヘルス支援が重要になるなかで、公認心理師(※)の資格を取得したものの思うような支援につながらず、心理学の体系的な理論や実践的な援助技術の必要性を痛感。授業も試験もオンラインで完結する学びが決め手になりました。
(※)大手前大学は公認心理師資格取得プログラムに対応していません。
通信教育であっても決して一人ではなく、いつも誰かとコミュニケーションを取り、新鮮な考え方を吸収できることがとても楽しいです。さまざまな心理学の理論を学ぶことは、自己や他者を客観的に捉える機会になり、互いの価値をより認められるようになってきたと感じています。
薬剤師のYさんのケース
薬剤師としての人生を、心理学の側面から振り返り。新たな知見とともに再出発
調剤薬局を退職したタイミングで、自分の人生を心理学の側面から振り返ってみたいと思い入学しました。ジェンダー、障がい、対人、そして自分と物事に対する考え方が変わり、臨床心理学等において薬を使わない治療法を学ぶことで、治療に対する考え方を再認識しました。入学後もさまざまなことにチャレンジしたい気持ちが湧き出てきて、現在は新たな調剤薬局で再度薬剤師として働いており、大学で学んだことを活かしたボランティア活動にも参加しています。
漢方薬局を経営するSさんのケース
仕事、家事、育児... 生活にフィットした学修のスタイルが習慣化できた
経営している漢方薬局では、漢方相談においてお客様から病気以外の悩みを打ち明けられることも多く、心理援助の必要性を実感。心理学を学ぼうと決意しました。
民間のカウンセラー資格も検討しましたが、専門的かつ体系的に学ぶには大学がベストだと判断しました。実際に学修してみると、自由な時間に受講できるオンラインでの授業は、家事の合間や子どもを寝かしつけた後に気軽に受講でき、学修スタイルが生活にフィットしていたので習慣化することができました。また、スクーリングでは看護・福祉などバックグラウンドの近い受講生とも出会え、さまざまな情報交換ができたり、仕事や家事・育児と両立されている方も多く、励みになりました。
孤立しがちな通信制の学びは、時間を調整してでもスクーリングに参加して仲間を作ることをおすすめします。漢方相談をより幅広い視点から見つめなおせるようになったのは大きな変化。今後は、心理療法を組み合わせ、多面的な支援をめざしたいです。