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日本語教員養成課程【新基準】日本語教育実習の運用について

2018年度より開講します、日本語教員養成課程【新基準】日本語教育実習の運用が決まりましたので、下記の通りご案内いたします。

 

1.「日本語教育実習」の単位数変更
教育実習1単位に必要な実習時間45時間と、これ以外に事前・事後指導をすべてスクーリングで行うこととしていましたが、教育実習に参加する受講生の負担を考慮し、事前・事後指導はスクーリングではなくデジタル教材により実施することといたしました。この対応により、実習期間が短縮されることとなるため、「日本語教育実習」の単位数を2単位から1単位に変更いたします。

変更前:2単位
変更後:1単位

2.修了条件の変更
上記1.の対応にともない、日本語教員養成課程【新基準】の修了条件を変更いたします。
変更前:必修15単位(教育実習を含む)および選択必修2単位を含む27単位以上(うちスクーリングまたはライブ授業4単位を含む)
変更後:必修14単位(教育実習を含む)および選択必修2単位を含む27単位以上(うちスクーリングまたはライブ授業5単位を含む)

3.ライブ授業1科目の追加
上記1.2.の対応にともない、ライブ授業を1科目追加いたします。
追加:日本語教育文字・語彙演習1単位

※ 改定後の日本語教員養成課程【新基準】のカリキュラムにつきましては、添付ファイルにてご確認ください。

4.教育実習の実施
本学さくら夙川キャンパスに加え、東京、名古屋においても教育実習を実施いたします。
開講日程は現在、調整中です。開講日程は平成30年1月末に発表する予定です。

(1)さくら夙川キャンパスでの実施
開講:平成30年度第1クール、第3クールの計2回を開講
開講日数:金土日、土日の2週にまたがる5日間
定員:各30人
実習費:10,000円(教材費込)
担当教員:本学専任教員 鈴木 基伸講師 他
模擬授業:本学在学の外国人留学生を学習者に見立てて実施します。
事前面談:なし

(2)本学が指定する東京の法務省告示日本語学校での実施
開講:平成30年6月~12月にかけて計3回を開講
開講日数:平日5日間(連続)および事後研修1日の計6日間
定員:各5人程度
実習費:21,600円(教材費・税込)
担当教員:実習先日本語学校の主任講師
模擬授業:実習先日本語学校在学の外国人留学生を対象に、実際の教育現場での授業時間内に実施します。
事前面談:本学専任教員 鈴木 基伸講師による事前面談により教育実習履修の可否を判定します。
履修可と判定された後、実習先日本語学校の校長、主任講師による面談により受入の可否が決定されます。面談結果により受入不可となる場合がありますので予めご了承ください。

(3)本学が指定する名古屋の日本語教師養成講座内での実施
開講:​いずれのコースも平成30年6月~12月にかけて開講
平日午前コース
平日夜間コース
土曜コース
日曜コース
開講日数:各コース11日(3時間×11回)
定員:各20人程度
実習費:71,280円(教材費・税込)
担当教員:実習先日本語教師養成講座の講師
模擬授業:外国人留学生を学習者に見立てて実施します。
事前面談:なし
※科目等履修生は別途1単位スクーリングの授業料15,000円が必要となります。

5.教育実習の履修条件
①在学2年目(平成30年10月)以降で、履修登録時において必修12科目13単位を修得済であること。(履修登録できるのは平成30年度10月(第3クール)以降に開講されるもの)
②初級学習者向けの教案が作成でき、またその教案を用いて模擬授業を行えるだけの基礎理論と技能を習得していること。

以上

※ 上記の情報は平成29年9月8日現在のものであり、変更となる場合があります。