登録日本語教員養成・実践研修課程

“日本語教師といえば”大手前通信!

2026年4月より、通信制大学初の登録日本語教員養成・実践研修課程がスタートします!

日本語教師とは?

日本語教師は「国語」を教える教師ではなく、外国語として「日本語」を教える語学の教師です。
外国人に日本語を教えるためには、文法、音声等の専門的な知識や指導の技術が必要です。
学習者の日本語学習の目的に合った、教育内容・指導法を考える必要があります。

大手前大学 通信教育部で資格取得するメリット

【メリット①】
最短2年で修了可能!登録日本語教員養成・実践研修課程について

本学通信教育部は、2025年5月、通信制大学で初めて、登録実践研修機関・登録日本語教員養成機関として文部科学大臣の登録を受けました。
2026年度以降に初めて本学に入学し、「登録日本語教員養成・実践研修課程」を修了した学生は、日本語教員試験(基礎試験)及び実践研修が免除され、日本語教員試験(応用試験)に合格した上で手続き(登録申請)をすると、登録日本語教員の資格を取得できます。

大手前大学通信教育部では教育実習以外はオンライン学修で修了可能

教育実習は全国5ヵ所で実施

教育実習は本学キャンパス(兵庫県西宮市)のほか、
東京・名古屋・大阪・福岡でも開講!

【メリット②】
活躍の場は国内外!
大卒資格と同時取得でさらに活躍の場が広がる!

日本語を学ぶ生徒数のグラフ。1979年は13万人、1990年は98万人、2003年は236万人、2021年は379万人

日本語教師の活躍の場は、国内外の日本語学校はもちろん、海外協力隊や国際イベント開催時のボランティアなど多数。
国内でも、近年の訪日外国人、在留外国人の増加に伴い、需要が高まっているほか、同時に大卒資格を取ることで、大卒必須の企業の駐在日本語教師や日本語教育機関まで就職先を広げることもできます。
本学でも、勤務先に外国籍の労働者や技能実習生が増えたことで、人材育成の観点から日本語教育を学びたいと入学される方が増えています。
また、海外で働く際に「日本語の教育」という目的が明確な日本語教師は、比較的容易に就労ビザが取得できます。
取得には大卒資格が条件になっているため、大卒資格を取得しておくことでより活躍の場を広げられます。

【メリット➂】
大手前ならではの180科目の展開科目と組み合わせて
日本語教師に必要とされるスキルも同時に修得!

言語の理解はもちろん、なぜそのことばや使い方になったのかという文化や歴史などの知識を持つとより深い学びを提供できる教員になれます。また、さまざまな出身・文化・個性を持つ人々と関わるため、多様性への理解も必要な能力とされます。これらの知識を本課程の科目と合わせて学べることが大手前大学 通信教育部の強みです。

こんな科目が学べます!(本課程の科目を含む)

日本語教育

日本語教師、日本教育人材の仕事について学ぶとともに、日本語教師に必要な資質・能力の基礎知識を獲得します。また、日本の文化や日本語教育の社会的意義についても学びます。

俳句-十七字の世界-

俳句の「詩」としての特徴や歴史的な背景について、俳句のことを知らない人に説明できるようにします。自分が関心を抱いた句について、その意味やよさについて他人と意見交換できるようにします。

世界の日本語教育

海外で日本語を教える仕事の具体的なイメージをつかみ、自分自身の教育目標が持てるようになります。また、体験者の話を聞き、その国の学習者のニーズを知り、現実的な教育戦略が立てられるようになります。

学習・言語心理学

学習心理学と言語心理学の主要用語を、心理学的観点で説明したり、学んだ理論を日常生活に活用できるようになります。他人の行動を望ましいものに変容させる方策を考え、具体的に述べられるようになります。

日本語学研究

言語の研究はどのように行うのか、日本の方言研究がどのように進められたのかを理解し、その研究成果をどのように教育に役立てていったらいいのか説明できるようになります。

宗教学

宗教学の基礎的知識を身につけていきます。宗教を偏見なく客観的に学習することを通して、ⅰ)人間と宗教の関係、ⅱ)現代社会における宗教の諸事象、について説明できるようになります。

異文化コミュニケーション

異なった文化の他者と円滑なコミュニケーションをすることの重要性を理解し、そのことをコミュニケーション相手にも伝わるように説明できるようになります。

日本語教育実習

教案・教材作成、授業見学、模擬授業、教壇実習(2回)等の実施を通して、実際の授業を運営するうえで日本語教師に求められているスキルを身に付けます。

【メリット④】
入学区分に合わせた柔軟な取得プランが展開!

短期大学卒、四年制大学卒もしくは中退の方は、本学がこれまでの修得単位を認定し、編入学、
または必要な科目だけを取得する科目等履修生として学ぶことができます。